マグネシウム自体は、体内必須元素であるため、過剰量にならない限り安全性に問題ありません。
しかしながら、医療機器に応用するには、2つの大切なポイントがあります。
■ 分解特性①
マグネシウム合金は、分解性が高く、体内では早期に機械的強度を損なうため、分解を抑制するテクノロジーが成功のカギとなります。
■ 分解特性②
分解過程で生じる水素ガスが滞留する可能性があるため、水素ガスを拡散させるアプローチが不可欠です。
わたしたちは、術式や患部組織の性状、治癒過程の生体反応に応じて、機器の構造や構成をデザインしています。